こんにちは!くろべーです^^
僕自身は独身なのですが、「そういえば結婚した後に共働きだったらふるさと納税ってどうなるんだろう?」と気になったので調べてみることにしました。
世帯年収で寄付金上限額が決まるのか?
扶養控除や医療費控除を受けるとふるさと納税の上限額は変わるのか?
など、素朴な疑問についてまとめていきます(* ̄ー ̄)v
さっと内容を確認する
【結論】ふるさと納税は共働き夫婦でも個々で利用できる!
まず、ふるさと納税は共働きとか夫婦とかに関係なく「個人個人で利用できる制度」だそうです。
世帯で考えるのではなく、それぞれの年収に応じて寄附金上限額が決まる、ということですね。
例えば旦那が年収600万円、奥さんが年収400万円だったとします。その場合は
(出典:総務省 ふるさと納税ポータルサイト)
- 旦那の寄附金額の目安:約77,000円
- 奥さんの寄附金額の目安:約42,000円
このようになっています。
世帯的には119,000円分ふるさと納税が使えるわけですが、旦那さん名義で119,000円分使っても77,000円分しか控除されず、42,000円分は純粋に寄附しただけ、ということになるので注意してください( ̄^ ̄)ゞ
あくまでも「旦那の上限は約77,000円」「嫁の上限は約42,000円」と独立して考えましょう♪
まあ、それでも約119,000円分ってすごいお得ですよね(笑)
ほんとやらない理由がありませんよね(* ̄ー ̄)v
税金の控除を受けるのは旦那と奥さんどっちがお得?
先ほどの寄附金上限額はあくまでも簡易版の数値であり、実際には扶養控除や医療費控除、住宅ローン控除など、確定申告時にふるさと納税以外にも様々な控除を申請することがあると思います。
それらは夫婦のどちらかしか控除できないわけですが、基本的には年収の多い方が控除を受けた方がお得になります。
先ほどの例で言えば、旦那さんの方が年収が高いので、旦那が確定申告で控除を申請することになります。
要注意!扶養控除や医療費控除等で寄附金上限額は減ります
控除には扶養控除や医療費控除、住宅ローン控除、社会保険料控除、生命保険料控除など様々な控除がありますが、これらを使ったら当然所得税や住民税は少なくなっていきます。
また、ふるさと納税は基本的に「個人住民税所得割の2割(20%)」が寄附金上限額になっています。
つまり、所得税や住民税の母数が減るため、ふるさと納税で使える上限額は少なくなってしまいます^^;
まあ、全体的にみたらふるさと納税で使える金額が減っても、支払う所得税や住民税が減っている方がお得なんですけどね(笑)
寄付をする前に詳細シミュレーションは必ず行おう
共働きの夫婦がふるさと納税を使う場合について調べてみましたが、控除がある分独身の時よりも複雑な印象を受けました^^;
ふるさと納税の寄附金上限額は大まかな金額なら早見表で確認すれば良いですが、控除額によって上限額は減るので注意が必要です。
ふるさと納税で寄附をする前に必ず詳細シミュレーションの方で調べるようにしてくださいね(* ̄ー ̄)v
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