ふるさと納税の”本当の節税効果”を計算する方法

こんにちは!くろべーです^^

ふるさと納税は節税効果が高いと言われていますが、今回は実際にどれだけの節税効果があるのか、計算してみたいと思います(* ̄ー ̄)v

僕もふるさと納税は活用していて納税者全員に心からお薦めできると確信していますが、結構勘違いしている人も多いようなので、”本当の節税効果”を具体的な数値からアプローチしていきます♪

ふるさと納税は控除額=節税効果、ではない!

まず先にちょっと基本を確認です。

多くの人が勘違いしていると思いますが、ふるさと納税は「税金が安くなる」のではなく、「支払う税金額は変わらず、返礼品の分がお得になる」制度です。

支払い税金だけ見れば寄付金の2,000円分が増えているので、どちらかというと増えてます。

ただ、2,000円の自己負担で何千円〜何十万円分の返礼品が貰えるので、トータルでみたらお得だ、というわけですね◎

なので、ふるさと納税で『節税効果!』『節税対策になる!』と言われている時は”実質お得”という意味で使われていることを覚えておいてください^^

どれだけ節税効果があるのか?を計算する方法

以上のことを踏まえた上で、節税効果を計算してみましょう♪

寄付金の上限を超えないという前提で考えた場合、節税効果がどれほどあるかを調べるには以下の計算をするだけです。

節税効果=返礼品の金額−2,000円

つまり、あなたが寄付をして受け取った返礼品の合計金額(販売価格や定価)から、寄付金の自己負担分の2,000円を引いた金額が節税効果となります。

例えば年収600万円の人が、6万円分のふるさと納税を還元率50%(3万円分の返礼品)の自治体に寄付したとします。この場合は

6万円×50%=3万円

つまり返礼品の価値は3万円分ということになります。これに先ほどの計算式を当てはめると

節税効果=30,000円−2,000円=28,000円

28,000円分の節税効果を得た、ということになりますね(* ̄ー ̄)v

えっ!?赤字になる可能性もある!?

一方、逆に節税どころか赤字(損)になる人もいます。

例えば寄付金上限が1万円で、還元率10%(1,000円分)の返礼品を頼んだ場合の節税効果は

節税効果=10,000円×10%ー2,000円=−1,000円!

となり、1,000円分が赤字となってしまうわけです。

まあ実際には還元率10%の商品はあまりないのでマイナスになる事はほぼないとは思いますが、可能性としてはありえるので一応触れておきました^^

補足:還元率は節税効果を高める指標に!

還元率は高ければ高いほど僕ら寄付者にとってはお得になります。平均30〜40%程度と言われていますが、地方自治体や返礼品によって還元率は異なり、80%を超える高還元率のところもあります。

ただ、もちろん80%超えを狙うのも良いですが、30〜40%でもふるさと納税しない事に比べたら十分お得なんだ、ということは覚えておいて頂きたいところですね^^

還元率が高いところを頼めばいいって事でもないと思いますので(笑)

無駄な物を注文したら本末転倒かも??

ふるさと納税は活用するだけでも節税効果は高いことが理解いただけたでしょうか?

先ほどの赤字になる例はかなりレアな例だと思いますので、基本的にはみんな大なり小なり節税効果はある!ということです(* ̄ー ̄)v

ただし!

いくら節税効果が高いからと言って、必要のないものを衝動買いするのはあまり賢くない選択かな、という気がします。(あくまでも僕の観点ですが^^;)

家族と楽しいひと時を過ごすとか、自分へのちょっとしたご褒美に使うとか、純粋に地方を応援する気持ちを込めるとか、etc

せっかく活用するなら、自分や周りの人が笑顔になれるような使い方ができると地方自治体や返礼品の生産者も喜んでくれると思います♪

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ABOUTこの記事をかいた人

ブログ運営者のくろべーです^^ 2015年に節税目的で始めたふるさと納税。自分で行ってみてすごくお得なことを体感したので、リアルでもネットでもたくさんの人に使って欲しくてブログを開設しました♪ 一緒に節税しながらふるさと納税の返礼品を楽しみましょう( ̄∀ ̄)v